鶏肉は、コンビニなどに唐揚げやフライドチキンとして、定番商品としてならんでおり、最近は唐揚げ専門店などもふえ、とても人気があり、身近な食べ物ですね。
よく食べられているものなので、健康やダイエットを気にする人にとっては、鶏もも肉カロリーはどのくらいあるのかとか?(。・ω・。)?
脂肪のかたまりみたいな皮って、どうなのか?皮あり、皮なしでは、鶏モモ肉カロリーは違ってくるのかなとか、気になりますよね。
また糖質なんかは、どうなんでしょうか?これらの疑問を解決すべく、しらべてみました。
ということで、さっそくいってみましょう~(^^♪
目次
鶏もも肉カロリー100gでは?皮あり・皮なしでの比較
※鶏もも肉は、一般的に若鶏肉ですので、若鶏肉の生の状態を前提に話をすすめていきます。
皮あり・皮なしでの比較
・皮つき・・・204kcal
・皮なし・・・127kcal
このように皮つきと皮なしでは、だいぶカロリーに差があることが、わかります。ちなみに皮だけでのカロリーは、どのくらいかというと、以下のようになります。
・皮のみ・・・513kcal
鶏もも肉カロリー1枚では?皮あり・皮なしでの比較
鶏肉のステーキなどレシピとしての一食分でのカロリーを考えてみたときに、1枚では重さが、だいたい200g~300gになります。
・皮つき・・・408kcal~612kcal
・皮なし・・・254kcal~381kcal
上のような結果となり、皮つきだとカロリーがかなりおおいことが、わかります。
牛のもも肉・豚のもも肉と、くらべて鶏もも肉カロリーはどうなのか?
※豚肉は中型種・大型種とあり一般的には大型種です。
・牛もも肉(国産)・・・259kcal
・牛もも肉(輸入)・・・165kcal
・豚もも肉(大型種)・・・183kcal
・豚もも肉(中型種)・・・225kcal
・鶏もも肉(皮つき)・・・204kcal
・牛もも肉(国産)・・・193kcal
・牛もも肉(輸入)・・・132kcal
・豚もも肉(大型種)・・・128kcal
・豚もも肉(中型種)・・・143kcal
・鶏もも肉(皮なし)・・・127kcal
上のような結果となり、他の肉と比べてもおおきくは、かわらないと言ってもいいでしょう。
鶏もも肉に含まれる栄養素と糖質について
鶏もも肉に含まれている栄養素や糖質はどうなのでしょうか?
たんぱく質
鶏もも肉には、たんぱく質が多く含まれており、体の筋肉量を維持するのに大切な働きをしています。
また髪の毛、爪、内臓をつくるのに大切な栄養素となります。その他に免疫力向上、ホルモンバランスを整えるはたらきもあります。
イミダゾールペプチド
鶏もも肉にはイミダゾールペプチドが、含まれており、強い抗酸化作用があります。渡り鳥が休みなく長い距離を飛続けられるのは、イミダゾールペプチドのはたらきによるものとされています。
また、乳酸などの疲労物質を取き除き、疲労を軽減させたりするはたらきがあり、生活習慣病予防に効果があります。
ビタミンB6
鶏もも肉に含まれるビタミンB6は、肌の新陳代謝を良くしてハリと弾力を与えます。ビタミンB6が不足すると、皮脂のコントロールができず、ニキビ・吹き出物だ出来る原因となったりします。
パントテン酸
鶏もも肉に含まれるパントテン酸は、ストレスを軽減するのを助ける栄養素です。ストレスにより副腎皮質ホルモンが活発になるのを整えてくれる効果があり、免疫力を高め、抵抗力をつける働きがあります。
ナイアシン
鶏もも肉に豊富に含まれるナイアシンは、皮膚の粘膜を保護する働きがあり、肌トラブルに効果があります。
また、二日酔いの緩和にも効果がありますので、お酒を飲む時には食べることによって二日酔いの緩和に期待できます。
ビタミンK
鶏もも肉には、ビタミンKが豊富に含まれており、カルシウムの沈着を助け、丈夫な骨をつくる働きがあります。
コラーゲンにカルシウム・マグネシウム・リンなどを沈着させて、骨をつくりますが、ビタミンKは骨粗しょう症予防の栄養素です。
カリウム
鶏もも肉に含まれるカリウムには、細胞の浸透圧の調整をする働きがあります。腎臓でのナトリウムの再吸収をおさえ体外に排出するため塩分の過剰摂取をおさえ血圧を下げるはたらきがあり、むくみの防止になります。
糖質について
糖質は炭水化物から食物繊維を除いたものが、糖質なのですが、鶏もも肉には、炭水化物がありませんので、糖質は、『0』ということになります。
鶏もも肉カロリーオフするには
鶏もも肉を焼いたり、茹でたりすることによってカロリーオフすることができます。
鶏もも肉を焼いた場合
・皮つき・・・241kcal
・皮なし・・・161kcal
あれっ?焼くとカロリーふえるのかと、一瞬思われたかもしれませんが、これは焼いた鶏もも肉100gのカロリーです。生の鶏もも肉100gを焼くと、焼いた後では100gではなく重さが、減ります。
食品には調理したことによる重量変化率というものがあり、たとえば米100gは炊くことによって、210gになり、この場合の重量変化率は210%になります。鶏もも肉では、皮ありは、61%、皮なしは72%になります。
・皮つき:61g・・・147kcal
・皮なし:72g・・・116kcal
鶏もも肉1枚200g~300gのものを焼いた場合、重量変化率を考慮した重さとカロリーは次のようになります。
・皮つき:122g~183g・・・294kcal~441kcal
・皮なし:144g~216g・・・232kcal~348kcal
鶏もも肉を茹でた場合
鶏もも肉を茹でたもの100gのカロリーは次のようになります。
・皮あり・・・237kcal
・皮なし・・・155kcal
鶏もも肉を茹でた場合の重量変化率は、皮あり・皮なし共、70%になり、生の鶏もも肉100gを茹でたあとの重さとカロリーは、次のようになります。
・皮あり::70g・・・166kcal
・皮なし::70g・・・109kcal
鶏もも肉はダイエット向きなのか?
鶏もも肉には、たんぱく質をはじめとして、体に必要な多くの栄養素を含んでおりますし、糖質はありません。ダイエットをしているときにも適度にとるようにしましょう。
鶏もも肉カロリーまとめ
【生100g】
・皮あり・・・・・204kcal
・皮なし・・・・・127kcal
【生100gを焼いたあとの重さとカロリー】
・皮つき:61g・・・147kcal
・皮なし:72g・・・116kcal
【生100gを茹でたあとの重さとカロリー】
・皮あり:70g・・・166kcal
・皮なし:70g・・・109kcal
【皮のみのカロリー100g生】
・皮のみ・・・・・513kcal
【生200g~300g】
・皮あり・・・・・・・・・408kcal~612kcal
・皮なし・・・・・・・・・254kcal~381kcal
【生200g~300gを焼いたあとの重さとカロリー】
・皮つき:122g~183g・・・294kcal~441kcal
・皮なし:144g~216g・・・232kcal~348kcal
【生200g~300gを茹でたあとの重さとカロリー】
・皮あり:140g~210g・・・332kcal~498kcal
・皮なし:140g~210g・・・217kcal~326kcal
カロリーオフしたいときには、皮なしを選んでおいた方が、よさそうです。皮つきのものをつかうときには、茹でるより焼いたほうが、カロリーはおさえらる結果となりました。
おわりに
鶏肉というと、自分が小さい頃におじいさんが、にわとりを木につるしてさばいていたのを思いだしてしまいました。ちいさな卵の黄身が、たくさん入っていたのをおぼえています。((((;゜Д゜)))
以前、鶏肉の配送をしていたことがありますが、とにかく部位の多いことにびっくりしました。(;゜○゜)
モモ肉・むね肉・すなぎも・きも・ハート(心臓)・ささみ・手羽元・手羽先・手羽中・・・17種類位あるとか。
近くのスーパーの肉売り場をみると、牛・豚・鶏の売場面積が、1/3ずつになっているのを見て、鶏肉のポジションは高いなぁ~て、つくずく思わされました。