梅雨の時期になると、目にするのは、紫陽花(あじさい)ですね。
青・紫・白・ピンクと色鮮やかな花を見ていると、とても癒されます。
そんな紫陽花ですが、花の色によって花言葉がだいぶ違うんです。
最近では、そのポジティブな花言葉から、お母さんへのプレゼントや結婚式の演出に人気がある色もあるんです。
今日は、青、紫、白、ピンクなど、花の色による花言葉(紫陽花色による花言葉)や由来を紹介します。
目次
紫陽花色によって変わる花言葉
紫陽花は色によって花言葉が変わってきます。ひとつずつ見ていきましょう。
紫陽花青花言葉(青紫も同様)
「冷淡」「無情」「辛抱強い愛情」
青・青紫色の紫陽花の花言葉は、「冷淡」「無情」「辛抱強い愛情」色のイメージからそんな花言葉になったのかもしれません。
紫陽花色は、土壌のpH値によって決まると言われており、日本の土壌は弱酸性であることが多いため、青〜青紫色の紫陽花になりやすいそうです。
紫陽花ピンク花言葉
「元気な女性」「強い愛情」
ピンクの紫陽花の花言葉は、「元気な女性」「強い愛情」です。
お母さんへのプレゼントに人気なのはこの色です。
ヨーロッパなどの雨が少ない地域では土壌がアルカリ性になりやすく、そこに咲く紫陽花は赤・ピンクになりやすいのだそうです。
紫陽花白花言葉
「寛容」
白い紫陽花の花言葉は「寛容」パートナーと認め合う意味を込めて、結婚式の装飾にも人気がある花言葉です。
紫陽花の色のもとは、アントシアニンという色素なのですが、真っ白な紫陽花にはこの色素がないため、土壌の影響を受けず白く咲くそうです。
花の特徴から、すべての色の紫陽花がもつ花言葉
色によって変わる紫陽花の花言葉ですが、実は色を問わず共通の花言葉も持っています。
紫陽花には、いろんな色があり、また咲いた後も根から吸う成分により、色が変わることが、あることから、「移り気」「浮気」「変節」という花言葉があります。
※変節とは、「主義や主張、信念などを変えること」という意味です。
また「和気あいあい」「家族団欒」など、ポジティブな花言葉もあります。
これは、小さな花が集まって咲いているような姿からつけられた花言葉です。
家族の結びつきを意味しているのなら、結婚式の装飾花やブーケとして、人気が出て来ているのもうなずけますね。
額紫陽花(ガクアジサイ)の花言葉
紫陽花の原産は日本です。原種は青色の額紫陽花で、花言葉は「謙虚」です。
西洋紫陽花とはまた雰囲気が違う、とっても可憐な額紫陽花にピッタリな花言葉ですね。
紫陽花 由来について
紫陽花 の原産地は日本ですが、梅雨の頃によく見る丸い紫陽花 は、ヨーロッパで品種改良された西洋紫陽花です。
実は紫陽花 の花びらに見える部分は萼(ガク)で、中央の丸い粒々が本来の花です。
あ~実際はこんなところに花が!(あ~じっさいはこんなところに花が!) ヾ(^∇^)
紫陽花の咲き方には大きく2種類あり、中央の花を囲むように咲く「額咲き」と、ブーケのように丸く咲く「手まり咲き」があります。
まとめ
紫陽花にはこんなに花言葉があることに、びっくりです。
また原産地は日本だとは知りませんでした。
ちなみにですが、実は、紫陽花には 毒 があります。
以前冬に、箱根登山鉄道の宮ノ下駅近くの宿に泊まったことがあります。
建物が、線路と線路の間にあって、スイッチバックして電車が登っていくのを近くで見ることが出来、とても風情があるところです。
この鉄道は、6月中旬~7月中旬に「あじさい電車」の愛称で親しまれ昼・夜楽しめます。
私の知人が、デートで行くなら、臨時便の「夜のあじさい号」(事前予約が必要)がおすすめだと言ってました。
電車が紫陽花のライトアップ付近で徐行したり一時停止したりしてくれるので、じっくり見ることが出来るそうです。
ライトアップに照らされる幻想的な紫陽花をながめていると、とてもロマンティックな気分になるのだとか。(≖ ‿ ≖)
途中の宮ノ下駅では10分間程停車し、紫陽花などを記念撮影することもできるそうです。