夏に、冬にエアコンは、私達の生活には、欠かせないものですが、エアコンを使っていて、そろそろプロの業者に、クリーニングしてもらった方が、いいのではとか、考えたりしたことは、ありませんか?
エアコンが汚れていると、電気代が上がる原因になりますし、効きが悪くなったり、カビ臭くなったりします。
そもそも、掃除頻度(分解洗浄クリーニング)は、何年に1回、とかいうものではなく、家によって、汚れ方が違いますので、一概に言えるものではありません。
汚れを見極めて、判断するのが、大切です。
目次
エアコンを掃除しないとどうなる?
エアコンの電気代が上がる
フィルターが、汚れていると、空気が通りずらくなる為、モーターは、より強い力で稼働するので、余計に電力を消費して電気代が上がります。
エアコンが冷えない、温まらない
空気を十分に通すことが、出来ないので、冷房又は暖房の空気を抵抗なく、循環することができず、エアコンの効きが悪くなります。
エアコンがカビ臭くなる。
エアコンのスイッチを入れたとき、もわっと酸っぱいような、ホコリっぽいような臭いを感じたことはないでしょうか?
そんな時には、内部にカビができている可能性があります。
(内部のカビは、自分では取れないため、エアコンクリーニングが必要になってきます。)
エアコンの水漏れ
エアコンから急に水が漏れてくる事があります。主な原因は、ドレンという排水用のホースにホコリが詰まることにあります。
(ドレンホースを専用のポンプで掃除する他、エアコンクリーニングで内部のホコリをとっておくと、水漏れの防止になります。)
エアコンのフィルターの掃除頻度は、2週間に1回が目安
フィルターの掃除頻度は、理想的には2週間に1回ですが、忙しくて、そうもいかない時もあるかと、思います。
そんな時はまず第一歩として、スイッチを切る前にエアコン内部を乾燥させるように、送風に切り替えて60分ほど動かすようにしてみましょう。
(エアコン内部にカビが発生するのは、冷房を使った時で、暖房の時にはカビは発生しにくいそうです。)
エアコンからのニオイや体調の変化、エアコンの効きが弱まっていたら要注意。いますぐ掃除のタイミングと言えます。
エアコンの分解洗浄クリーニングの掃除頻度は、どれ位?
エアコンの分解洗浄クリーニングの時期、判断方法
エアコンの使用状況によって、汚れ方は異なりますので、汚れ状況を見て判断するわけですが、見るべきポイントは「シロッコファン」です。
「シロッコファン」というのは、送風のためのファンですが、ここを見ればだいたいクリーニング時期なのかが、わかります。
プロもこのシロッコファンを見て判断することが多いです。
下の写真を見てください。
こちらは、割ときれいな方で、新品に近い状態です。まだ
まだ洗浄の時期では、ありません。
次にこちらの写真を見てください。
これは、完全に NG です。
これらも NG です。
次に、微妙な汚れ状態がこちらです。
多少汚れていますが、この状態が、微妙なタイミングだと思います。
もう一年、使ってもいいのかなぁと、思います。
市販のエアコン洗浄スプレーについて
スプレーを使用する時には、ビニール袋やシートでエアコンを養生し電装部分に掛からないように注意しましょう。
エアコンの室外機の掃除は、ほとんどの場合必要ない
室外で使われることを想定して作られている為、汚れていることはごく稀です。
フィンがきちんと見えていれば、大丈夫です。多少汚れている程度であれば、ハケ等で汚れを落としましょう。
ホコリやゴミが詰まって、中が見えない位の汚れの場合には業者のクリーニングを検討しましょう。
エアコンクリーニングを頼むのはいつの時期が良い?
エアコンクリーニングを頼むのは、春か秋がおすすめです。注文があまり混まないので、予約が取りやすく、繁忙期でないために業者が、割引をしている場合も多いです。
ほとんどの人が、暑くなってからエアコンをつけた時に匂いがしたり、効きが悪いことに気がつき、急いでクリーニングを注文します。
そのため、エアコンを使用する時期に注文が殺到し、夏の土日には予約が、一か月待ちというのも珍しくありません。
エアコン除湿仕組み
エアコンの除湿の仕組みは、エアコンが湿度の高い部屋の空気を吸い込み、アルミの熱交換器で熱をうばって空気の温度を下げます。
そして、空気が冷えて含むことのできる水分量が減り、空気中にいられなくなった水分が、水滴としてアルミの熱交換器に現れます。
その水滴を集めてホースを通して部屋の外に出し、乾燥した空気を再び部屋に戻します。これを繰り返すことで、湿度が下がります。
除湿方式は「弱冷房除湿」「再熱除湿」「ハイブリッド除湿」があり、外に水分を出す仕組みは同じですが、部屋に戻す空気の温度が違います。
降雨などの湿度の高い時に、冷房運転中に湿度が下がらないこともあります。
エアコンだけでは、温度と湿度を調整することが出来ないこともありますので、除湿器なども同時に使い分けしていくことも必要です。
エアコンをちょっとした工夫で、きれいに維持する方法
エアコンの送風、暖房運転で内部を乾燥させる
カビの発生をおさえるには、内部の熱交換器を乾燥させるのが、大切です。冷房を使った後に送風又は暖房運転を1時間位して水分を乾燥させましょう。
(ちなみに「内部クリーン」と書いてある場合も送風運転と同じような機能になります。)
エアコンのシーズンが終わったら、カバーをかける
エアコンの使用シーズンが、終わったら中にホコリが入らないようにカバーを掛けておきましょう。
フェイスタオルをエアコンの上に掛けておくだけでも効果があります。
おわりに
私も数年前に某メーカーのエアコン (割と上位モデル) を購入し、1年中使用しています。
まだ、プロの業者にはクリーニングを頼んではいません。(笑)
(※市販の洗浄スプレーで、何とか済ませています。)
今年は、梅雨の時期が、ながくエアコンだけでは、湿度がさがらないので、除湿器を2台買ってしまいました。(笑)
洗濯物がある時にも、とても便利ですし、エアコンと共に使い分けることが、大切だと感じます。
なるべく、エアコンを汚さないように冷房運転の後には、送風運転をするようにしています。